以下のノートにコメントした。
その記録。
レコードをノイズ少なく再生するには アーム調整の肝 [ターンテーブル]
http://elmo1963.blog.so-net.ne.jp/2016-02-11
レコードプレイヤーの調整で、トーンアームを水平にしたり、
ヘッドシェルを水平にすることに意味はない。
大切なのは、スタイラスのバーチカルアングルだ。
これを設計値と同じ状態にすること。
それを実現するために、トーンアームを水平にする。
通常は以下の図式が成立するから。
「トーンアームを水平にする=カートリッジ取付位置が水平になる」
トーンアームと、ヘッドシェル、カートリッジ、
この3パーツの組み合わせによっては
「トーンアームを水平にしても、カートリッジの取付位置が水平にならない」ので、
「まめぞう」は「トーンアームでなく、ヘッドシェルを水平にする」と
書いたのだろうが。
「バーチカルアングルを設計値のが重要」を理解していたら、
このような記述はしないと思う。
ヘッドシェルに水準器を載せる、とうような無意味なことをしているのを見ると、
まめぞうは本当に「アームは水平に」の意味を理解していないのではないか、
と思ってしまう。
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それと、そもそもバーチカルアングルの調整で、
極端にサーフェイスノイズが増減することはない。
もちろん、変化する可能性があるけれど、それで「ノイズが増えた」
「減った、静かになった」と感じることは殆ど無いだろう。
「バーチカルアングルを設計値にする」は基本なので、追い込むことに異論はないが。
「何が重要で、何のための調整なのか」を理解しないで行うことほど
無意味なことはない。
そもそも、実際論では、アームパイプの高さを変化させるだけの
設定代(可変領域)はほとんど存在しない。
トーンアームの高さ調整は、ターンテーブル、アームレスト、トーンアームリフター、
等々の様々な要素で制限されてしまうから。
それらを苦労して調整しても、バーチカルアングルはほとんど動かない。
大汗をかいて、アームの高さをばたばた変更するよりも、ヘッドシェルに対する
カートリッジの取付角度を調整した方が、よほど確実だ。
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